緑色の部屋



水面揺らす同心円誰かが見を投げた
その刹那に思い出して風が流れた
恋に疲れた者たちよ風の歌を聴くな
手招きして悪魔たちが眠りに誘う
緑色の部屋を夕陽赤く染める頃


雲は暗く風は強く湖は底なし
いつの頃か悪魔たちが棲みついた湖
誰かあの子に伝えてよ風が踊る日には
森を出てはいけないよと誰か伝えて
緑色の部屋が君を守ってくれると


昔 僕が風の歌を探していた頃に
暗闇から引き出すようにあなたが微笑んだ
世の中には悪魔たちが何処にでも居るよと
あなたが教えてくれたことは忘れない
緑色の部屋が僕はとても好きなんだ


緑色の部屋へ僕と行ってみませんか
夢が溢れ愛が溢れ仲間たちが泳ぐ
だけどひとつ言っておくよ永遠の住処じゃない
悲しいなら淋しいならいつでもおいで
緑色の部屋の寂しさ君は知ってるの

だけどひとつ言っておくよ永遠の住処じゃない
悲しいなら淋しいならいつでもおいで
緑色の部屋の寂しさ君は知ってるの
緑色の部屋の寂しさ君は知ってるの
緑色の部屋へ僕と行ってみませんか